内分泌疾患
当院の診療科目の一つである「内分泌内科」とは、ホルモンの異常によって起こる様々な病気の診断と治療を行なっている内科です。ホルモンを分泌する臓器は複数ありますが、代表的なものは喉仏のすぐ下にある「甲状腺」や腎臓のすぐ横に位置する「副腎」が挙げられます。甲状腺は、体の新陳代謝や成長などを調節する甲状腺ホルモンを分泌しています。副腎で作られるホルモンは多数ありますが、代謝に関わるホルモンや血圧コントロールに密接に関わるホルモンを分泌しています。こうしたホルモンを分泌する臓器に異常が生じた場合、専門的な治療を行うのが内分泌内科です。内分泌内科に通院されている患者様は、甲状腺疾患の方が大半を占めますが、当院では副腎や下垂体疾患にも対応し治療に当たっています。